Key最新作サマポケ考察 ストーリーとキャラクター考察
さて、今回はkey最新作のSummer Pockets考察第二弾をやっていきたいと思う。前回の考察からだいぶ時間が空いたので、その間にキャラクター関連の情報は色々解禁された。今回はキャラクターとストーリー考察をしていこう。
Key最新作考察 Summer Pocketsについて 古き良き作品はウケるのか→http://hiirow.hatenablog.com/entry/2018/02/15/141622
まず、声優について。今のところだが、key常連声優の名はない。新人声優の起用も目立っている。
あくまで個人的なイメージだが、keyは同じ声優をよく使う印象がある。key曰く、贔屓してるつもりはないそうだが、やはり"作り手の抱くキャラクター像"が全体的に似ていて、声優も同じ人になりがちだったのかもしれない。
観鈴のイメージは佐祐理さんから来ている。
①「CV花澤香菜はどこにいったのか問題」
多くの鍵っ子が、サマポケの声優を見た時に思ったのはこれである。「あれ?はなざーさんどこいった??」
そう思うのも無理はない。ティザーのナレーションが花澤さんだったため、CV花澤香菜を多くの人が連想したのだ。また、"鳴瀬しろは"のビジュアルが、Angel Beats!の"立華奏"にやや似ているのも影響しているだろう。
結局、今の段階では"花澤香菜"はクレジットされていない。花澤さんの出番は、ティザーのナレーションだけだったのか。いや、そう決めつけるのはまだ早い。
②「イナリこと"謎の生物枠"のCVは誰か」
サマポケにも来たか、"謎の生物枠"が。名前はイナリ、一応狐らしいがどう見ても狐ではない。
key作品には、度々得体の知れない生物が登場する。謎の生物の役割は作品によって違うが、サマポケは販売前からイナリの詳細が明かされているので、それなりに出番のあるキャラクターなのかもしれない。
唯一公開されたキャラクターの中でCVが不明なのは、イナリ。まあ普通に考えれば、イナリのCVこそが花澤香菜かもしれない。
もし、イナリの声優が花澤香菜ではなかった場合、誰が演じるのか。個人的にあり得るかなと思うのは"鈴木このみ"さん。鈴木このみさんはサマポケのOPを歌っている。歌手としてのイメージが強いが、実は声優もやっているのだ。keyは本業歌手の人に、声優を頼むことはよくある。
例えば謎の生物枠(?)だと、リトバスに登場するドルジ(一応猫)。カメオ出演だが、ドルジの中の人は言わずと知れたLiaだった。
イナリのCVは、花澤香菜や鈴木このみじゃない可能性も全然あるし、”???”はプレイしたらわかることなので、気長に待とう。
③「高松(高城)現る!?加納天膳について」
Twitterでも非常に話題になった、こちらのキャラクター。その見た目が高城&高松に似ているから話題になったのだ。てっきりCharlotte以降、"高◯"というキャラクターが、ファンサービス的な感覚で登場するのかと思っていた("斎藤"みたいな感じで)。
高◯と違って、CVは水島大宙さんじゃない。つまり完全オリジナルで高城&高松とは完全に別キャラクターなわけだ。そうなってくると心配なのは、"加納天膳が高◯と差別化出来ているのか"という点である。
高◯枠だったら、わざわざ加納天膳なんて名前にしないだろう。同じようなキャラクターではなく、高◯とは違った個性がどれだけ出てくるかに注目したい。
ここからは、キャッチコピーとストーリーについて考察していく。
「眩しさだけは、忘れなかった。」
以上がサマポケのキャッチコピーである。すでにこのキャッチコピーから、「主人公は記憶を失うんじゃないか」や「主人公は視力を失うんじゃないか」とか色々言われている。
このキャッチコピーは一旦置いておこう。
サマポケのあらすじ的に、ストーリーはKanonに似ているんじゃないだろうか。Kanon同様に、主人公は"一部の記憶を封印(忘れている)している説"だ。
家庭の事情に北国(雪の街)の叔母の家に居候することになった相沢祐一(主人公)。7年前まではよく訪れていたにも関わらず、彼は当時のことを忘れていた。そんな中、ヒロインたちと交流を深め、幼い頃の記憶を取り戻していく。
以上がKanonのあらすじだ。
サマポケのあらすじも書こう。
亡くなった祖母の遺品整理のために、夏休みを利用して鳥白島にやってきた主人公の鷹原羽依里。
祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、初めて触れる島の生活に戸惑いつつも順応していく。
これがサマポケのあらすじ(一部)。
"親戚に関係ある場所に行く"というのがKanonとサマポケの共通点だ。
まず、Kanonの相沢祐一は、"雪の街"に訪れた経験がある。それに対し、サマポケの鷹原羽依里は、"初めて島の生活"に触れるようだ。果たして本当に初めてなのか?"祖母の遺品整理"をするようだが、もし、島に訪れたことがないなら祖母との交流もそれほどなかっただろう。
個人的に思ったのは、実は"初めて"ではなく、相沢祐一同様、"以前訪れているんじゃないか"だ。幼い頃は、よく島に訪れていて、祖母に可愛がられていた。ただ忘れているだけ。もしくは、何らかの事故で記憶を封印した。もしそうなら、ヒロインの中には、かつて訪れた時に出会っている可能性がある。忘れているのは主人公だけでヒロインは覚えてるかもしれない。
あくまで仮説だが、サマポケのあらすじを聞いた時、真っ先に思い浮かんだのはKanonだ。
まあ、本当に初めて訪れるのかもしれないが・・・
サマポケのあらすじのラストに「この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。」というのがある。ん?リトバスかい?
これじゃあ、まるでリトルバスターズじゃないか。リトバスのキャラクターたちは"楽しい今がずっと続けばいいのに"と願っていた。
ぶっ飛んだ考えだが、サマポケは、"実は主人公以外のキャラクターは死んでたオチ"とか?あるいは、その逆とか?"死んでるのは祖母だけじゃなかった"みたいな。
夏休みというのは、必ず"終わり"があるものなので"終わらないでほしい"と思うのは、普通だが・・・
でも、これをあらすじに書くということは、"夏休みの終わり"とは別の"終わり"があるのかもしれない。
「眩しさだけは、忘れなかった。」
これは夏休みを終えた後、主人公の頭の中にあるものだろうか。何となくだが、"島=幻"とか、"実はみんな死んでた"などの"オチ"があるから、このキャッチコピーではないかと思う。
なかなかぶっ飛んだ考察(もはや妄想)になってしまったが、key作品だし、怒涛の展開を迎えることは確かだろう。
サマポケ発売まで、残り4ヶ月。不安やら疑問やらは尽きないが、楽しみに待とう。